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2010年に日本の公益財団法人イオン環境財団が設立した生物多様性みどり賞は、生物多様性の保全と持続可能な利用に関して顕著な活動をした個人を表彰する賞です。

CEPFの助成者は、常に自然保全活動の影の立役者です。

セルハル氏は40年来、レバノンの野生動物たちの生息地および生物多様性を保護するために活動してきました。良い政治状況下であっても保全活動は困難な仕事ですが、セルハル氏は15年間にも渡って続いていた内戦の最中であった1984年にSPNLを設立しました。

セルハル氏のみどり賞受賞は、バードライフ・インターナショナルのノミネートによるものです。SPNLはレバノンのバードライフパートナーであり、セルハル氏は先日バードライフ・インターナショナルにおいて、自身2度目となるグローバル評議員に選出されたばかりです。

「アサド・セルハルはレバノンの人々と地元の自然を守るために人生を献身してきました。彼は保全活動の成功だけではなく、他者を尊重するという姿勢で、人類と自然との間のバランスをとる保全活動のロールモデルになったのです。」とCEPF のオリビエ・ラングラン事務局長は話します。